こんにちは。もみじです♪
最近女性のグレイヘアがとても話題になっています。
- 白髪を染められない辛い理由とは?
- グレイヘアは増えている?
- 女性の白髪に対するイメージ 男性からと女性から、こんなに違うの?
- グレイヘアで大事にしておくこと2つ!
- 染毛剤と染毛料の違いって?
- おわりに
白髪を染められない辛い理由とは?
人知れず辛い悩みを経て「グレイヘアの決断をした」という方がたくさんいらっしゃいます。
それはヘアカラー剤によるアレルギー反応でひどい皮膚炎を起こしてしまうから。
頭皮や顔だけでなく、上半身、手や指先まで湿疹にさいなまれ、その過酷な状態に堪え兼ねグレイヘアを決断したそうです。
近藤サトさん(元フジテレビアナウンサー現在フリー)
50歳
着物姿でテレビ出演する彼女は、肌つやも美しく、とても艶やかで女性らしい。
実は一昨年から「急に老けた?」など話題になっていました。
◎当時の賛成派
・グレイヘアがとてもよく似合っていて素敵
・綺麗な人はどんな髪型でも綺麗
・自然体でカッコイイ!
●当時の反対派
・年齢より老けて見える
・黒髪の方が若々しくて良い
・60歳くらいであればありだが、50歳でグレイヘアはもったいない
ですが……
現在の近藤サトさんご自身の言葉
「アレルギー症状を持っているから、染めたその日や2~3日すごく大変」
グレイヘアを決断したことで…
「人間としてどう見せるかが勝負だなって考え始めたので…逆に楽になりました。枷(かせ)が外れた」
「人間としての方が大変、、でもそっちが本筋じゃないかって、やっと気づきました」
「このビジュアルが変わるだけですが、(自分と)向き合えるようになりました」と……。
一昨年は「自分らしくありたい」という理由しか知られていなかったようですので、本当の理由を公言なさった現在は、反対派の方はいないのでは、と感じます。
グレイヘアは増えている?
先日、ある一般の方が取材を受けていました。
その方は、
整ったショートカットヘアー。
セルのブラウンの眼鏡をかけ、キラキラしたピアス、しっかりとメイクをし、赤いセーターにネックレス。
とてもオシャレで素敵な女性。49歳。
彼女もまた近藤サトさんと同じように、辛い日々の中、引きこもってしまったこともあったそうです。
きっかけは女性のファッション雑誌が掲載する、若く見える女性が素敵であるという記事。
美魔女という言葉が大流行したなか、
「子供の幼稚園や学校の行事などに白髪頭で行くわけにはいかない…」
「辛かったというか、人生が終わったというくらい深刻だった」そうです。
そんなとき、ブログでグレイヘアの女性たちと出会い、みんな明るく外に出ているのを知り、
「白髪で(外を)歩いていいんだ」と思ったそうです。
女性の白髪に対するイメージ 男性からと女性から、こんなに違うの?
▶︎男性からどう見られているか?
- 老けて見える 70.1%
- 疲れて見える 34.3%
- 身なりに手を抜いている 19.7%
- 地味 18.7%
- 好感が持てない 14.5%
▶︎女性からどう見られているか
素敵だ・美しい
2016年 8.5%
2018年 40.8% 5倍!
(NHKより)
これを受け、男性アナウンサーは「男性が考え方を変えなければ…」とコメントしていました。
私個人としては、
同じ白髪でも、放置の白髪と決断のグレイヘアには違いがあるのでは?
と、思いますが…
グレイヘアで大事にしておくこと2つ!
美容家・齋藤薫さんは、「白髪は魔法」と言ってます。
「白髪になってからオシャレ人生が始まると考えよう」と。
髪が白くなることで淡い色が似合うようになり、おしゃれの幅がひろがります。
女優の加藤タキさん(日本のコーディネーター)のグレイヘアも見惚れるほどに美しいですよね。
☆グレイヘアで生きていくと決めたら鍵となる2つ!
- オシャレに絶対手を抜かない
- ボリューム感のあるスタイルをつくる
これさえ意識しておけば、むしろグレイヘアの方が将来的には若く見えるということです。
もちろん、体調不良の時などは、程よく自分を許してあげましょう♪
とはいえヘアスタイルやメイクをちょっと頑張ることで気分が晴れるのは間違いないです(^.^)
染毛剤と染毛料の違いって?
市販で売られている毛染め剤などの違いは、説明書きの字も小さくわかりにくいものもありますよね。
私自身、通常の白髪染めは頭皮がチリチリするため色々と調べました。
頭皮が髪を染める商品には染毛剤「医薬部外品」と染毛料「化粧品」の2つがあります。
【染毛剤】
ヘアカラー・ヘアダイ・白髪染めなど。
アルカリ性の薬品でキューティクルを開かせ、髪本来の色素を抜き、色が髪の内部に深く浸透し、よく染まるが、髪や肌への負担が大きいことがデメリット。
【染毛料】
ヘアマニキュア・カラートリートメント・酸性カラー・カラーリンスなど。
マイナスイオンの力で髪表面に吸着する塩基性色素や、髪表面に絡んで定着するHC色素などを利用するため、色持ちや染まり具合の面で比較的効果が薄いのがデメリット。
髪や肌への負担はほとんどありません。
染毛剤と染毛料の違いについての詳しいことは「日本ヘアカラー工業会」のサイトで紹介されています。
●永久染毛剤(ヘアカラー)…有効成分が毛髪中に浸透。毛髪中で酸化し結びつき発色。色が定着。アルカリ剤によりキューティクルを開いて浸透していく。
●半永久染毛料(カラートリートメント)…トリートメントとして使用していくうちに色素が髪の表層部に徐々に浸透し染まる。色素の一部がキューティクルの間を通って内部に浸透。
●一時染毛料(ヘアマスカラなど)…着網剤を毛髪の表面に付着させて一時的に毛髪を着色(シャンプーで簡単に落とせる)
(株式会社三宝HPより引用)
ちなみに3年前から私が使用しているのはこちら2種類(両方とも染毛料)です。
(敏感肌の私でも使用できているものですのでご参考まで)
【エクシーノ】
ダークブラウンを使用。自然派化粧品とうたっているメーカーです。
身体に優しく安心して使えます。が、こちらはライトブラウンがありません。
【50の恵】
ライトブラウンを使用。3日おきに使用していますが、私自身は問題なく染まっています。大人のブラウンで明るすぎません。(※個人の感想です(^.^))
おわりに
私自身も数年前、市販の白髪染め(染毛剤)や美容院でのヘアカラーも頭皮に違和感があったり、背中などに湿疹が出ていたりしたので、アレルギーのお話は 他人事とは思えずにいます。
遠くない将来、健康最優先になった時には私もグレイヘアかもしれません。
今回の近藤サトさんの尊く勇気あるカミングアウトのおかげで、救われた女性がたくさんいるのではないでしょうか。
本当に素敵です。勇気ある判断と生き方で見せてくださる姿勢を尊敬します。
美しさの定義が何か…
その価値観は人それぞれと思いますが、健康あっての美と私は思っていますので、
ファッション雑誌や情報に振り回されず、自分らしく笑顔で過ごすための光を見つけ、素敵に歳を重ねていけたらと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)♪