こんにちは。もみじです♪
網膜の病気で視野が狭く、人混みを歩くのがとても苦手な私ですが、外出するときはいつも一緒の心強い相棒をご紹介します(^.^)♪♪♪
視野が狭く、人混みではオロオロ
網膜色素変性症のため、視野が狭くなり人混みを一人で歩くのがコワイなぁ〜と思うようになってからは、ショッピングモールや電車での外出などは、家族や知人と出かけるようにし、サポートしてもらうのですが、どうしてもひとりで出かけなければならないときもあります。
いつも不安なのが、すぐ目の前にいる人、急に目の前を横切る人を避けることができないことです。
・トイレットペーパーの芯から覗いているような視野ですが、視野は円錐状なので、数メートル先のことは少しは広めに見えています。
ですが、
・近距離の斜め前から来る人を避けることができません。
・自分の鼻の位置よりも背が低い子供やご老人を認識することができません。
それでも現状では白杖をつかなくても、ゆるりと歩けば一人での外出ができるので、ヘルプマークと相棒を持って、近場でのお仕事の際には電車で出かけます。
10代の頃は、そんな人混みをすり抜けて小走りしていたものですが、、、^^;
心強い相棒はミニミニキャリーバッグ
そこで、その不安を解消してくれるのが、ミニミニキャリーバッグ。
通常の一泊旅行などに使うキャリーケースよりさらに小さいもの。12L(リットル)。
時々、おばあちゃんが支えのようにして転がしているのを見かける事があります。
まさにそれです♪
若干50代の私は、そんな中でも、デザインが若々しく見えるものを見つけ、赤いシルクのバンダナをつけて、キャリーケースにもおしゃれをしています
キャリーケースのサイズっていろいろ
ちなみに私が持っている、荷物が多い時のキャリーです。
「白い方が遠方から認識されやすい?」と考え、白を揃えています。
▶︎大きい方は60L(リットル)くらい
2〜3泊の旅行用です。
▶︎小さい方は25L(リットル)くらい
1泊または美容のお仕事アイテムを持ち込む時用です。
ですが、ちょっとそこまで…という時に、小さい方のサイズでは邪魔になりますので、ミニミニキャリーが重宝します♪
(ミニミニサイズの白いものにはまだ巡り会えていません)
なぜ強い味方か
前から来る人も後から来る人も、誰もが人とぶつからないように、その人の身体を避けて行きます。
キャリーバッグを持っていると、キャリーバッグも含めてその人の身体という認識になり、ちょっと余裕を見て距離を持ち、すれ違ったり追い抜いたりしていくので、身体がぶつかることはほとんどありません。
スワニーのキャリーバッグを持つことによって、私自身の体が1.5倍から2倍位の幅として認識してもらえるので、
人混みで走り抜けていく人の足がコツンと当たったとしても、キャリーバッグのキャスターを蹴飛ばされそうになる程度です。
自分が蹴られて転倒することを思えば、ダメージはありません(^.^)
キャリーバッグを持っていくときのコツと安心な点
コツなんてあるの?と思うかもしれませんが、あるのです。
持ち慣れるまでは逆に邪魔になり、イラッとしてしまうことさえありました^^;
そして何より安心なのでリラックスして外出できます♪
【持っていく時のコツ】
・平地では自分の身体より半歩前、小さな段差がありそうな人混みでは一歩前にキャリーバッグを位置して転がす。
(注)前すぎると人の足に絡めてしまう危険性あり、自分の真横ではキャリーバッグもろとも人がぶつかってきます^^;
【持っていることで安心な点】
・自分の身体の半歩前に位置することで、腕を伸ばしているので、人が横から突撃してきませんし、もしよそ見をしている方が足早に突進してきた時も大事にいたりません。
・平地に見えて小さな段差がある箇所で、キャリーバッグのキャスターが先にカタッ!と段差を捉え手に振動がくるので、身体が自然と身構えます。
視界が開けていれば目視で認識できますが、慣れない場所での人混みは、アスファルトの劣化の凹凸など予期できないですので。
言い換えると「白い杖」の代わりのような存在なのかもしれません。
スワニーキャリーバッグの大好きなところ
◎とにかくコンパクト
◎内側も外側も収納ポケットが多い
◎持ち手が持ちやすく、路面がガタつく場所や水たまりなどは手で軽く持てる
◎開口部が広い
◎このサイズの物の中ではとても可愛い
◎キャスター取り外し可能
まとめ
まずは自分の状態を受け入れる。
そこからが始まりでした。
人混みでの歩行の補助のためにと、今までいくつものキャリーバッグを試してきましたが、大きすぎると「ちょっとそこまで」という時に邪魔になりました。
スワニーのこのキャリーバッグは本当に小さくて便利ですので、時期が来てまた購入する時も同じタイプのものを選ぶと思います。
障害を持っていて不便なことがある中での生活。
それでもまだ一人での外出ができるとき、こっそり「自分自身の安心感」を持てるアイテムを探しながら、自立した気持ちで生きていけたらと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)♪