こんにちは。もみじです♪
4月も終わりに近づき、1ヶ月を振り返り、「あの不調は四月病だったの?」と思ったりして…
入学、就職、引っ越しなど、環境が変わるこの季節、
五月病ならぬ四月病というものが流行っているようです。
四月病とは
「これまでになかっためまい、冷や汗などの不調が出ること」
四月病の対策をしないでそのまま放置しておくと
五月病になってしまうそうです。
五月病とは
新環境に適応できないことで、うつ病、やる気が起きない、興味がわかないなどの精神的症状をいいます。
※四月病も五月病も本当の「病気」ということではありません。
五月病のある程度の割合は、四月病を防ぐことで回避することができると言われています。
心当たりがある方は今のうちに回避しましょう♪まだ間に合います♪
古くは、1980年代の雑誌にも四月病という言葉があったようですが、五月病が注目されてきて、その原因が4月にあるというところから、四月病が注目を浴びてきたようです。
環境の変化によっても陥る可能性のある四月病
「新しい学校に入った」
「新しい職場に入った」
「新しい土地に引っ越した」
など、新しい環境に入った方もたくさんいらっしゃるかと思います。
季節の変わり目ということで、寒暖差も激しく、体調を崩しやすい時期である事は確かです。
ホルモンのバランスが崩れたり…。
四月病は本人に環境の変化がなくても起きる?
以下は、家族に変化があった場合の例です。
①4月から子供が一人暮らしを始め家を出た
子供が新社会人になり一人暮らしを開始
↓
夫が資格の勉強し始める
↓
妻は息子がいなくなり子離れショック
↓
ふさぎ込むようになり家事をやらなくなった
「空の巣症候群」
ヒナが飛び立ち、巣が空っぽに…。
↓
夫は資格の勉強がはかどらず、イライラが募り悩むようになる
↓
夫は妻が勉強の妨害をしているように感じた
↓
夫は専門家に相談し、
「相手の状態を理解するよう指導を受けた」
②子供が中学生に・夫は単身赴任
母は朝食の準備に加え子供のお弁当作り
朝6時半に子供を送る
↓
日中は仕事をし、夜は夕食の準備
↓
単身赴任の夫が帰宅する前は家の片付け
↓
夫が滞在中は家事に追われ休日も休みなし
↓
精神に余裕がなくなる
↓
次第に焦りが出てきて、早い時間に目が覚めるようになる
↓
自分はもっとできるはずという高い期待があった
「根を詰めないように」と専門家から指導
・掃除をしっかりしなければいけない
・お弁当しっかり作なければいけない
完璧主義なタイプの人が陥るようです。
③4月になってから友達と会っていない
就職し、ストイックになって一生懸命勉強
↓
時間がなくなり以前の気楽な友人に会わなくなる
↓
寝る前に翌日のことをあれこれ考えてしまって眠れない
ワクワクドキドキ感
↓
睡眠不足になり体調を崩す
やる気がある人ほど危険!
原因①高すぎる期待を自分にかけてしまう
自分に過度な期待をかける半面、心配事や不安が増えて不眠状態になってしまう。
原因②友達と疎遠になり相談、愚痴が言えない
新しい環境で出会ったばかりの関係の人には、本音がなかなか言えず、昔の友達と気楽に話すという機会がなくなることでストレスを発散できない。
ストレスというものは、悪いものだけではなく、嬉しい事も実はストレスになっていることがあるものです。
嬉しい緊張感のドキドキワクワクが不眠の原因になってしまうことも。
四月病の初期症状
・寝付けない、早く目が覚める
・イライラ、焦り落ち着きがない
3~4週間たっても変わらないと…
・朝起き上がれない
・全身倦怠感
・わけもなくつらい
↓
そのまま治らないと五月病についていってしまう
※こういう症状があるからといって必ずしも四月病と言うわけではありません
さらに四月は気温の変化が追い打ちを
寒暖差が激しいと体温調節エネルギーが使われ、外からのストレスに負けやすく、
知らず知らずのうちに体力を奪われます。
【月別の最高気温と最低気温の差(平均)】
9月頃は6.7度
4月になると11.8度
今年(2019年)
4月2日 東京都心 最低気温2.3度
4月5日 東京都心 最高気温22.5度
わずが4日間でこんなに差が!
最高気温と最低気温の差が大きくなると、寒暖の差に身体がついていけなくなるのは無理もないです!
日本に四季があることは情緒があって素晴らしい面もありますが、人の身体には少々厳しいところもあります。
では、良い時期というのはいつ?
暑ければ暑いで体が疲れる、寒ければ寒いで体は疲れる。
そうなるといつなら体は楽なのか…
「6月の梅雨の時期の雨が降らない日など…」
という専門家のお話ですが…、
梅雨の時期自体が鬱陶しく、曇り空を眺めてはため息…というのも正直な気持ちです。
年間を通して、快適で過ごしやすい時期というものは、個人それぞれ位tがウノかもしれません(^.^)
まとめ
昨今は、なんでも「〇〇病」と名前をつけてしまう傾向にあります。
予防するためには役立つことかもしれませんが、病名をつけられると安心する…などの精神的な影響もあるように思います。
「めまい」「冷や汗」等の不調というのは、4月に限らず毎月話題に上がるような気さえしますし、季節の変わり目を身体が感じ、免疫力の低下を自覚するような時期というのは、年に数回、またはそれ以上?ではないでしょうか。
人は時に変化を求め、日常を離れて何か新しいことにチャレンジをしたくなります。
変化が自分を高めるということで、楽しい気持ちになることもありますが、
その新鮮な環境が、ストレスになってしまい結果的に四月病や五月病になってしまう、ということです。
日常がちょっと変わった時に適応できなくなり、体調崩してしまう…。
紙一重です。
四月病は五月病の一歩手前ということですので、真面目でやる気があり前向きな人こそ、リラックスして、あまり自分を追い込まず、過ごしていけたらいいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)♪