こんにちは。もみじです♪
百貨店の化粧品売場に集まる男性たちの想いとは?
メンズビューティーの話題に、今、関心が高まっています!
化粧品の国内市場は、2016年約2万5000億円から、2020年の予測は3兆円を超えると言われ、美容医療の施術件数は、年間160万件越え(2017年JSAPS調査委員会調べ)となっています。
男性が化粧品を購入するのはなぜ?
~大手百貨店の化粧品売り場にて~
【50代男性(歯科医師)】
・スキンケアはいつもしている。
・患者さんにお顔を近づけるので、汚いと嫌がられてしまうから。
【営業職】
・人と接する仕事でもあるため、気をつけていきたいと思っている。
【教師】
・生徒たちや保護者から少しでも良い印象になるように。
男性が化粧品売場に足を運ぶ理由は、
仕事ありきの美容!
・仕事で相手に与える印象を良くしたい。
・会社を背負っているのでイメージを良くしたい。
ということです。
男性化粧品の市場は10年間で200億円も増加しています。
百貨店では7年間で化粧品の売り上げが2.5倍に!
◎百貨店のメンズビューティー担当の男性のコメント
「スキンケア、メイクも含めてさらに力を入れ、もっと自由に楽しんでいただける考え方を提案していきたい」
以前は一般市民にとって「化粧は女性がするもの」でした。
男性が眉カットのアイテムやひげそりを携帯するのは、だいぶ前からの風潮でしたが、今やスキンケアだけでなくメイクも!
時代が変わりましたね~♪
健康のために合宿とは?
体の中からキレイにするために、合宿に参加する男性も増えています。
そう!ファスティングです。
体重を落とすだけでなく、体をリセットするためのダイエットや、 消化機能を休ませるためにファスティングジュースを飲み、消化に使われていたエネルギーを新しい組織づくりに活用するといった、こちらも近年多くの方が参加するようになった美容と健康のために合宿です。
ヨガや散歩なども取り入れ、森林浴をしながら日常の仕事などのストレスから完全に離れることで、心身の健康を取り戻すこともできるでしょう。
きちんとした団体のものに参加することで、医師のもと体重や体脂肪など実際の数値を計測しながら効果を確認し、その後の健康意識へとつなげていけるようです。
美が持つ経済価値って何?
昨今では、美が持つ経済価値が見直されています。
アメリカの経済学者の試算によると、見た目が、平均的なグループよりきれいな人と下回る人の年収が、23万💲違うと言われています。
日本円にすると2500万円!!
さすがアメリカ、お話が大きいですね。
日本では、少し小さく考えたとしても、多少の違いが出てくるのは容易に想像できます。
歯医者さんや営業職で例えると、同じ技術、または同じ品物であれば「清潔感のあるきれいにしている人からの方がいい」という気持ちになります(^.^)
何よりまずは清潔感!
顔かたちをあれこれ唱える前に一番大切です!
○○臭など発している場合ではありません(*^^*)。
お風呂や洗顔は絶対毎日!ですね♪
美容業界の取り組み
▶化粧品売り場でヘッドスパやヨガを取り入れる。
▶スマホで画像を送ると最適なスキンケアを教えてくれる。
▶某IT企業(社員の7割が男性)では、おしゃれ手当があり、商品や美容院の代金を月5000円まで補助する。
など…
様々な方面での取り組みが活性化しています。
なぜ美容に関するサービスが増えてきているのか?
美というものは色々なものがあり、しかも美には好みの多様性があるため、技術革新により様々なメニューを提供できるようになったということです。
一言で「美」といっても、捉え方は個々で違ってきます。
・顔の作りのことを考える人
・美しい体型をイメージする人
・素肌の美しさを追求する人
・心がきれいであることを「美」とする人
まだまだたくさあります。
美と健康は表裏一体であるわけですから、健康産業が美容産業に進出し、美容産業が健康産業に進出していくことで、その隙間が埋まり、さらに多くの方々が美と健康に意識が向いていくと思います。
それでも今はまだ「美容」というと「外見的な美しさ」というイメージがあり、人によっては敬遠してしまう方もいるようですが、「健康」という言葉にはもっと身近な感覚がり、維持向上のために行動に移すことが出来るようです。
そうした中で、美容と健康が一体化した状態でのケアが見直され、様々なメッセージングも活発になり、併せて心も健康になっていくのではないでしょうか。
美容医療を受けたい人が増えている
理由として
①自分が心地よくあるため 44.1%
②理想の自分に近づきたい 36.9%
③メディアの情報を見て 35.0%
(2013関西大学谷本奈穂調べ 複数回答)
これに関しては、そのリスクを加味した上での実行ということになるとは思うのですが、私個人の考えとしては、
①まずは自分の手でできることを実践
②本当にきれいになりたいなら人任せにせず、自分が向上する意識を持つ
といったところでしょうか。
様々な事情によりますので、否定派ということではありませんが、昨今の「メスを入れる美容医療」に対しての意識が急激に軽い感覚になってきていることに懸念は感じています。
実際に美容医療の施術を受けた方から、消費者苦情センターに年間1700件の問い合わせがあるということで、
「金額に見合う結果が得られない・施術後に腫れや痛み」などの問題が発生する場合があるようで、国民生活センターからは「医師から十分な説明を受けた上で慎重な判断をすることが重要」と警告もあります。
外見に変化が起きると内面も変わる?
一般的には見た目と活動性は比例する言われています。
年老いた服装や身なりでいると行動もそのようになってくるし、若々しくポジティブな服装をすれば、気持ちも明るく活動的になっていくということです。
外見を意識し磨いていくことで内面が変わっていくし、内面を磨き、人間性を上げていくことによって、外見的にも向上していきます。
重ねてお伝えしたいのは、顔かたちだけのお話ではなく、清潔感やきれいでありたいと思う気持ちがとても大事であり、若々しさを保つ秘訣にもなり、ひいては寿命も伸びていく…という、それらのことには心が大きく影響していくということです。
まとめ
情報があふれる中、大切な事は、SNSや報道番組で強いメッセージを受けたからといって、皆が同じことをするのではなく、惑わされずに、
・自分はどうなりたいのか
・何のためにそうなりたいのか
・そうなったときの自分はどんなふうに変化しているのか
など、一度はしっかりと考えて、安易に高額な美容医療や施術のコースなどに飛び込まず、身近な人にオープンマインドで相談を持ちかけてみるのもいいかも知れません。
自分と同じ気持ちを抱えている人が意外に身近にいる場合もあります。
ドラッグストアでクリームを1つ購入し、鏡をちゃんと見ることから始めていただきたいです(*^^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)♪