こんにちは。もみじです♪
「天気の子」を観てきました。
ほぼネタバレになってしまいますので、これから観る方で何も知らずに観に行かれたい方はスルーしてくださいね。
見に行こうと思ったきっかけ
お盆休み前、夫から「天気の子」を観に行こうと声がかかり…。
映画館の暗さでは私がまともに歩けないこと、洋画は字幕を目で追うことができないことから、
我が家は基本的には映画を観に行くという事がここ数年以上なかったのですが…。
以前「君の名は。」を観に行き、ストーリーにとても感動し、アニメなら気軽に見れるということと、今回は映像がとても美しいという話題性から、「天気の子」も観たい!ということに。
↑私が視覚障害者なので同伴者も1000円
席はG-01・02。
通路側の席が空いている上映時間まで待ち、気遣いなくゆったり鑑賞〜(^.^)♪
新海誠監督の作品については、恐縮ながら強く興味を持っていたというほどではなく、
テレビでの映画の宣伝でチラリと拝見したくらいの感じでした。
実はこれが、後になって、
「観に行く前に……」というちょっとした悔いに繋がります(^^ゞ
思った通り美しい映像
雨のシーン、空のシーンなど、想像通り映像は美しく、
雨粒や雫、水たまりの波紋、雲の切れ間から差し込む太陽の光など、実写のようにリアルで見入ってしまいました。
人はこんなにも「晴れ」を待ち望むものなのだと、映像を通して本気で陽の光が差し込むのを願ったりして…_(._.)_
スクリーンに広がる真っ直ぐに伸びる太陽の光の線の美しいこと…。
キャストに「君の名は。」メンバーがこんなに?
映画が終わり、席を立つ頃、若者たちが口々に、
「三葉は分かったけど、四葉は?」
とワイワイしていて…
「君の名は。」のキャストがあちこちで登場していたことに、後から気づきました!
ざっくりですが…
・瀧くん…晴れを依頼した冨美の孫
・三葉…指輪のお店のお姉さん
・四葉…学校シーン
・てっしー…観覧車に乗っていた
など、
全然気づきませんでした(^^ゞ
指輪の店員のお姉さんだけ、かろうじて…(^.^)
新海誠監督の作品として、「君の名は。」もっとしっかり関連付けて観ていれば、
さらに何倍も楽しめたということですね。
それが、冒頭に書いた「ちょっぴり悔いが…」
という気持ちです(^^ゞ
全体の感想
「君の名は。」のときのうような、
・あのシーンのあの言葉は…
とか
・あのシーンのあの表情は…
など、見終わってからストーリーについて振り返るような盛り上がりは、あまりなかったですが、
生き方、自然破壊や地球の環境問題…
子供から大人まで、世代を超えて、たくさんのテーマが投げかけられていました。
私個人的には、帆高(ほだか)が16歳という少年期に、命がけで陽菜(ひな)を守ろうとする姿に何度も涙を堪え、だいぶ前に過ぎた息子たちのその時代とリンクしました。
そして陽菜が、「世の中のためになるなら」「人から『ありがとう』と言ってもらえるなら」と命を削る姿は、帆高の想いとはまた違った角度からの衝撃を受け、大人さえも忘れかけている「誰かのために」という深い思いやりや優しさを、突きつけられた気がしました。
昨今の様々な報道を見るにつけ、若い世代の純真な想いと、もっとちゃんと向き合いたい、とも強く感じました。
スクリーンに出ていたのと似た雲を見た!
令和元年8月10日 夕方。
うちの近くでこんな雲を見ました。
キノコ雲のようで、ちょっと怖いな…て思いながら撮りました。
「天使の子」のワンシーンで、これに似たような雲が出てきて、ハッとしました(*_*)
まとめ
どこに自分を置いて感情移入するかによって、響き方は人それぞれかと思いますが、たくさんのテーマがある中で、地球が変わってしまう前に今の自分に何ができるか、考えさせられる映画だったと思います。
スクリーンいっぱいの「自然現象」。
心を打たれます。
迷っていらっしゃる方は、ぜひ観に行かれてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)♪
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