こんにちは。もみじです♪
この度の台風15号で被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
実家が損壊
今までニュースで見ていたような情景。
自分が育った実家、想い出もろとも壊れてしまったことは、受け入れがたいものがありました。
9月9日 午前6:28
実家の母から電話。
「家の階段に水が流れている」
「窓ガラスが全部割れちゃった」
「雨戸が全部、飛んじゃった」
「家の中が水浸し」
えっ!?
私が育った家はほぼ全壊です。
母が被災した時間帯に、埼玉に住んでいる私は、夜中の2時頃、どうしても寝付けず、胸騒ぎがし、天国の父に「お母さんを守って!」とずっと祈っていたのです。
祈りが通じたことを、これほど信じたことはありません。
家中にガラスが散乱し、全てのものが水浸し。
災害に遭ったときの家屋の中とは、ここまで悲惨なのだと、胸が締め付けられました。
被災当日 9月9日
通常は2〜3時間でつく経路を8時間かけて実家に辿り着きました。
・首都高速は随所で通行止め。下道は大渋滞。
埼玉西武地区を出発し、環八(世田谷あたり)で3時間ほとんど動かず、途中、第三京浜、湾岸線に進路を変更し、アクアライン入り口の浮島を目指しました。
・アクアライン入り口「浮島」。高速からは通行止めで入れず。
下道からの入り口は通行可で、下道に降りてアクアラインに乗りました。
(親族が実家に向かっており、情報交換しながら走行)
・館山道、通行止めのため、金田インターで降りて下道を。
信号機が消えていて本当に怖かったです。
・16時頃、国道16号、127号は通行止めはなく、鋸南に入れました。
少し前まで、倒木で通行止めの箇所があったようです、
※通行止めや渋滞状況は、リアルタイムで変わっていたのか、サイトやナビの情報を信じて経路を変えても、現地で全く違う渋滞状況だったり。
山沿いの道も続くため、倒木や山崩れの恐れなどがあると、点検のために新たに通行止めになったりもします。
・携帯の電波は君津あたりから繋がりがが悪くなり、それより南下すると圏外になりました。
※海岸に出ると繋がる場所がありました。
家電は繋がりません。
現地との連絡
自ら被災者になり、改めて全国の被災者の方々のご心労を知りました。
災害直後は電話がつながりましたが、2~3時間で完全に音信不通になったので、深夜の災害は、日の出を待たず、連絡を取り合うのがいいと思いました。
(一概には言えませんが)
海岸は携帯がつながる場所があり、現在、家屋の応急処置に行っている親族は、海岸近くまで移動してLINEなど使用し、埼玉の私と連絡を取り合っています。
(2019.9.11現在)
母を連れて帰った
20年近く、田舎から離れるのを嫌がっていた母でしたが、今回ばかりは説得し、ひとまず埼玉に連れてきました。
家中、雨ざらしの水浸しで、残骸だらけの実態を目の当たりにしていても、「ここで暮らす!」としばらく言い張り、説得に少々、時間がかかりました。
屋根が剥がれ、窓ガラスも全部割れて、停電。
一人で暮らせるわけがないことを、すぐには受け入れられなかったのでしょう。
ピンチはチャンス!
18歳で上京し、転勤による転居も多く、今まではお世話になるばかりだった母に、「期間限定の同居」のこの機に、しっかり親孝行しようと思います。
おわりに
被災地は今も停電で真、息苦しいほどの湿度と温度。
災害に遭われた方々は、この現状を受け入れるには時間がかかると思います。
全ての被災地の方々のご健康を祈り、一日も早いライフラインの復旧を願います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(__)。