こんにちは。もみじです。
今も尚、千葉県の至るところで、損壊した家屋の修理が追いつかず、被災した現地の方々は辛い思いをしています。
電柱2000本、倒壊(または破損)しているようです。〜経産省〜
鋸南町の報道が遅れた理由
私の故郷、鋸南町も、どこから手を付けたらよいかわからない状態で、沢山の人たちが途方に暮れています。
世帯数が3千数百の小さな町。
停電件数が1万件以上の市は報道されても、鋸南町は停電件数が少ないとみなされ、壊滅状態でありながら、被害の報道はとても遅れ、国の支援も遅かったので、住民の皆さんは不安な毎日を過ごしています。
高齢者の割合が圧倒的に多く、SNSで訴えかける人も非常に少ないこともあったかもしれません。
引き取ってきた母の様子
不幸中の幸いに母親を埼玉に連れてくることができましたが、もともと出不精だった母は、86歳という老体で、全く違う環境に慣れようと必死です。
「家にこもっていては体力が落ちる」と、弱い足腰で一歩一歩、アスファルトの路地を歩き、夜中に足がつってしまったり…。
報道番組を見るたびに、
「家は失くなってしまったけれど、避難してこれた自分は幸せ」と、切ない表情を浮かべます。
ですが、戦争を経験した人というのは強いもので、「現状を受け入れる」と覚悟を決めたら、なんとその適応能力の素晴らしいこと。
不慣れな階段は幼児のように1段ずつ登り降りし、一週間経った今は、台所仕事も進んでやるようになりました。
損壊した実家から運んでもらったものは、
使えそうな衣類と靴2足。
「これだけで十分」と、
最強のミニマリストです(^.^)
ブルーシート詐欺に注意!
9日に被災し、瓦が飛んでしまった家は、雨漏りで家の中が水浸しです。
若い男性の手が足りず、屋根の応急処置が進まず、手つかずの家もたくさんあります。
そこに15日の雨の予報を受け、さらなる雨漏りの不安に焦ってしまっている老夫婦を狙ったブルーシート詐欺が現れています。
なんて酷い!!
「18万円でやります」と言って支払ったのに、ちょっと屋根を触る程度で、居なくなってしまうなど、悪質です。
【実話】
以前、私の母も、見知らぬい男性が訪問してきて、
「屋根が傷んでいる、40万円かかるが修理しないと大変!」と詰め寄って来たと言います。
地元の瓦屋さんに調べてもらったら、1万円で補修できる程度のものだったとか。
田舎の心細いお年寄りを狙うブルーシート詐欺!
許せません!!
藁をもすがる思いの、急場をしのぐすべがない弱いお年寄り。
弱みにつけ込む詐欺から、守りたい!
安易に知らない業者に修理を依頼しないよう、現地の身近な人達で声を掛け合ってほしいです。
千葉県災害関連情報
千葉県の災害関連情報です。
日々更新されていますのでリンクを貼りました。
鋸南町災害関連情報
2019.9.17現在mp鋸南町の災害関連情報です。
更新されますので、参考にされる方は上記の「千葉県版」からご確認ください。
被災者家族の身となり、親族で支え合う大切を日々感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(__)