こんにちは。もみじです♪
お人形を処分しなければならないとき、どうしていますか?
お守りやだるまさんなどのようにお焚き上げが一般的ですが…
長年、そばに置いていたお人形、または戴き物などで仕舞い込んであったお人形を、何かの機会いに処分することってありますよね。
先日の台風15号で被災した実家を取り壊すことになり、大規模な処分をするうちに、懐かしい人形と身元不明(?)の人形が出てきたので、このたび処分することにしました。
自分で供養していた時代
昔、供養してくれる場所まで持ち込むことができない地域に住む人は、塩をふりかけて供養の気持ちとし、自分で燃やしたりして、処分する事もあったそうです。
ですが、
自分で人形を燃やす「野焼き」は今は法律で禁止されていますので、してはいけません。
心からの感謝の気持ちと、供養をしてあげたい思いがあれば、大切にしてきた人形を自分で供養する方法もありますが、その際は、必ず自治体の指示に従って行うようにしましょう。
人に供養を任せる
自分ではなかなかできない、思い入れのある人形の処分。
神社やお寺で人形供養やお焚き上げをしてもらいましょう。
料金に関しては、神社やお寺にもよりますし、人形の大きさによっても変わってきますが、私が調べたところでは、一体あたり2,000~5,000円、箱入りなどは10,000円くらいかと思われます。
ガラスケースは別途料金が発生したり、またはガラスケースは扱わないなどもありますので、詳細は供養を依頼する前に、神社やお寺に直接、問い合わせしたほうがいでしょう。
亡き父の海外土産にお別れを
台風で被災し、実家を取り壊すことになったため、想い出の人形たちを処分することになりました。
これはエスキモーのお人形。
ちょっとギョッとする面持ちにも見えますが、幼少の頃、ずっと海外赴任だった亡き父が、様々な国から人形を買ってきてくれ、唯一、残っていたものです。
本物の「獣」の革と毛を使っていて、小さな赤ちゃんのような人形がまた微妙に不気味ですが^^;…大事に飾ってありました。
実家は大規模に雨漏りしたので、汚れてしまっています。
オランダのお人形も記憶にはあるものの、いつの間にかなくなていて…
リカちゃん人形と一緒にお遊びに使ってしまい、古びれて捨ててしまったのかと。
母に尋ねてみましたが、父の仕事の関係で度重なる引っ越しをしていたので、記憶が曖昧でした(^^ゞ
持ち主が不明の不思議な人形
琉球人形のようですが…
不思議なことに、私も母も兄嫁も、この人形を「知らない」という…
なんともおかしなことですが、大切に供養します。
お人形供養について、家族と話す機会があったことで、思いで話に花が咲いたり、記憶をたどって和気あいあいと話が盛り上がったり…
被災後はいつも暗い話になりがちだった実家の話題も、お人形供養を前に、こんなふうに楽しい雰囲気で会話でき、温かい気持ちになりました。
おわりに
実家の人形たちは、地元のお寺に持っていき、供養してもらうことにしました。
「お布施」として5000円…ということで、ひとまとめに箱に入れてお願いします。
お節句の人形など、大きなものになると、昨今の住宅事情や断捨離ブームのなか、代々受け継がれることなく「不要」となってしまうことが多々あります。
心を込めたご供養をしてあげられらいいですね(*^^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)♪