きれいの素

視覚しょう害がありますが、今できることを楽しんで、いつも笑顔で過ごしたい。

実母との生活、2ヶ月経過。無理をやめたら大事なものが見えた…

こんにちは。もみじです♪

 

母との一時的な同居も折り返し地点になり、あと2ヶ月足らずのところで、母が体調を崩した

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9月9日に千葉県を襲った台風15号で家を失った母を、一時避難で我が家に引き取り同居。

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避難1ヶ月目 余裕なし

台風被害で寝室の壁が崩れ落ち、母は足に少々怪我をしていたこともあり、まずは精神面も含め、心身を立て直す毎日。

 

朝昼晩、テレビをつけると報道番組で被災地が映り、知り合いがインタビューに応えているのを見ては、損壊した実家を思い出しうつむいて落ち込む母。

 

散歩に連れ出しても、30mくらい歩くと「疲れた、帰るという感じ^^;。

 

我が家の部屋の位置、電気のスイッチの位置、洗面所、トイレなど使い勝手が違う様々なことに慣れることで精一杯。

 

そんな母が不憫でしかたなく、私は何をしているときでも母に呼ばれたら即、その手を止めて母の傍に行き、聞かれたことに応えてあげる生活を心がけた。

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2ヶ月目、小競り合いはじまる

環境の変化に慣れかけた頃、母に疲れが出てきてストレスが溜まり、ワガママが始まる。

ワガママというか、私に「つっかかってくる」という状況。

 

そりゃ、そうか

86歳。

それでもじゅうぶん、一変した環境に対応していると褒めてあげなければ…と、イラッとしてしまう自分を反省(><)

 

が、実は私自身もそこそこ耐えている。

そして母娘ならではの小競り合いが生じ、母はすねて二階へ上がり、私は「もっと違う言い方があたのでは」と凹む。

 

そんな2ヶ月間の間に、夫との三人暮らしのバランスもうまく取れないときがあり、葛藤から、本気の涙が溢れ出たのは2回ほど(T_T)(私が泣くなんて…)

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私の骨折と母の風邪

10月末に不覚にも私が骨折し、母の世話(増えた分の家事)がままならなくなった時、「待ってました!」かのごとく、母がキッチンに入って家事をしっかり熟し始めた。(゜゜)

 

使命感をもってハツラツと動く母。

 

私の骨折が功を奏し(笑)、図らずも母の元気のもとを作り出した!と、切ないながらも、「これ(骨折)でよかった」と、思えた(^^ゞ

 

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しかし、そこに

夫の風邪が母に移り、家の中の雲行きが怪しくなる…^^;

 

母は気を遣って「夫から移った」とは絶対に言わない。

でも私は気づいていた。

夫が具合が悪いのを隠したまま、抵抗力のない高齢の母の近くにいたことに(-.-)

 

夫が体調不良を隠し通そうとして2日目、耐えかねた私が「マスクして…」と言った時には遅かった(><)

その2日後に母は夫と全く同じ風邪症状で発熱(/_;)

 

あ~あ。

基本的には、とてもやさしい夫。

ただ、体調不良と二日酔いの言及はものすごく嫌がる(._.)

 

母は後期高齢者。

10日近く経っても微熱が引かず

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ひとりタクシーで病院へ!

私が骨折しているため、付き添ってもらえないことをわかっていた母は、ここ数日、体調が思わしくないのに病院に行かず自力で回復させようと頑張っていた。

でも、さすがに微熱が引かないことが鬱陶しかったのか、「今日、病院に行く」と言い出した。

 

「ついていったほうが良い?」と聞くと、

○○(私)の足の心配をするくらいなら、ひとりで行ったほうが気がラク(笑)♪」にっこり笑った。

 

強いなぁ~

あっぱれ!

 

被災者として慣れない土地に来て2ヶ月。

体力もあまりなく、激ヤセで、か細い体型の母。

気力だけはいつも最高級。

 

「だったら、帰って来るまで家で心配してるね(笑)」

と返し、タクシーを家の前に呼んであげると、少し丸まった背中でゆっくりと乗り込み、出かけていった。

帰りのタクシー用に「家の住所を書いた紙」を持って

 

一時間ほどで、漢方など風邪の症状を緩和する薬をもらい、なにやら自信に満ちた顔で帰宅。

もともと高めで気がかりな血圧も、褒め称えるほどの正常値だったとのこと。

 

帰宅後、処方された漢方薬に日付を書き込み自己管理♪

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達成感さえ感じる誇らしげな母の表情に、どこでも付き添って世話をすればいいというものではないことを教えられた。

ひとりで外出したことで大きな自信をつけて帰ってきた…ということ。

 

大事なこと

それは「自立心」

ありきたりかもしれないけれど、互いの自立心が全ての解決策になる。

怒りの感情が湧く時は、相手に対する依存心の表れであり、依存しなければ腹は立たない。

何事も自分ごととして捉え、自分で対処する心構えがあれば、誰のせいにもせずにコトがスムーズに運ぶ。

 

微熱が続き、心細いであろうときなのに、気丈に身支度を整え、ひとりでタクシーで病院に行ってきた母。

 

いつくになっても「母は強し」を教えられ、いざという時の「自立心」の持ち方を見せてもらえた気がした。

そして、私が母のお世話することをやめた時、新しい同居のスタイルが生まれた。

 

「次は帰りに買い物してくるよ」と、地理関係がわかっていないのに、母の自信に満ちた顔(^.^)

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母と植えた白いキキョウがまた咲いていた

   

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私の代わりに庭を整えてくれている母 すっかり元気!

おわりに

「自立心」は一朝一夕には身につくものではありません。

 

もともと持ち備えいる人もいれば、何かの出来事をきっかけに後天的に身につける場合もあります。

後天的に身についたものは、時折ふと忘れかけ、また思い出す。

そんな感覚ではないでしょうか。

 

この度の期間限定の母との同居。

肉親だからこそ「お互いが自立する」ことが大切で、無理してお世話をするのではなく、お互いの出来ることを話し合い、思いやりを持つことで、手を出してお世話をするより、もっと本当の「支え合い」ができると思えたのです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)♪

 

 

 

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