こんにちは。もみじです♪
9月、台風15号で実家が被災し大規模に損壊。
実母を一時的に我が家に引き取っていましたが、その同居生活も終わりとなりました。
今年の秋は台風による災害が相次ぎ、今でもたくさんの方が不便な避難生活をされていることと思います。
日が経つにつれ、忘れ去られかけた頃、「今年を振り返る番組」で、被災地のその後の様子を見ては、心が傷みます。
実母との暮らしの現実
「母と娘は本音で厳しく言い合う」というのは、どこの家庭でもよく耳にします。
強く想い出に残った1シーン。
ある日、ちょっとした口論から母に言われた
「自分だけが正しいと思うな!」
という強烈な一言。
かつて言われたことがなかったような言い放ち方^^;
どうしちゃったの!?(*_*)
おかあさん…
同居生活が始まって間もない頃、お互い心がパンパンな状態の時でした。
思えば、
家を失って心がボロボロのときに、些細なことで小競り合いなんかしちゃいけなかった(> <)。
その夜は深く深く反省。
その後も母娘ならではの小さな言い合いは幾度となくありましたが、
少しするとケロッとして日常に戻るという…
何歳になっても母娘の関係性は健在で、ときに喧嘩したことをネタにこそしながら過ごしました(^^ゞ
母が元気になった思わぬきっかけ
10月末に不甲斐なくも私が足の指を骨折したことで、母はそれまで敬遠していた我家のキッチンに立ちました。
娘のために何か手伝わなければ!
そんな背中。
この歳になり、「母は強し」を見せられました。
非力な母は、ゴミを持てる量に小分けして行ってくれました。
「私でも役に立つでしょ」と。
歳を重ねても親は親。
子供の世話をすることで自己重要感に満ちた気持ちになり、
気力が湧くものなのですね。
母専用の湯のみやコーヒーカップ、箸…、
お役目が終わって寂しそうです^^
母の涙
12月下旬。
実家の修繕とリフォームが完成し、
母は3ヶ月半余りの一時避難の生活を終え、実家に帰りました。
私達夫婦が送って行ったのですが、車中ではいつもと変わらぬひょうひょうとした会話♪
ところが…、
実家の庭に停めた車から降り、リフォームされた家を見上げたとき、
母の目に涙が溢れました。
いつも気丈でマイペース。
辛くても絶対に涙を見せずに、話をうまく変えて切り替える…、
そんな母だっただけに、先に着いて出迎えた兄夫婦も私達も、
じ~ん…。(T_T)。
よかったね。。。
おわりに
これまで被災にまつわる母の生活について、何回か綴ってきましたが、今回で終わりになります。
訪問してくださった読者の皆様、ありがとうございました。
最後に、後期高齢者でありながら、多大なストレスに打ち勝って頑張ってくれた母への感謝の気持ちと、遠方から頻繁に実家に戻り、家を再建してくれた兄夫婦に、そして、異例の短期工事を完成させるまでの3ヶ月半の間、関わってくださった全ての方々に対し、心より感謝します。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)