きれいの素

年齢を重ねても、障害があっても、小さなハッピーはすぐそこに♪

視覚障害を受け入れる。県立リハビリセンターでの体験会に参加。

こんにちは。もみじです♪

 

自分の視覚障害を今まで以上にしっかり受け入れるために…と思い、県立のリハビリセンターで体験会に参加してきました。

視覚障害を受け入れる

網膜色素変性症と診断されてから20数年が経ち、進行が遅い方と言われながらも、確実に視野狭窄夜盲が進み、できないこと、不安なことが増えています。

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告知された頃は、病名を目にするだけでドキドキしたり、自分ごととして捉えられず、他人事と思いたい心理が常にありました。

 

15年くらい前、

勇気を振りしぼって、mixiの網膜色素変性症のコミュニティのオフ会に参加したとき、明らかに自分より見えていないであろう方たちの明るさや強さに圧倒され、エネルギーをもらえたのです。

 

私も自分が住む地域でもオフ会をやってみよう!と、6回ほど実現してきました。

 

今はmixi自体から離れたので、幹事として実施した、その時のイベント告知や参加者とのコミュニケーションはアカウントとともに削除しました。 

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年月を経て、

障害者手帳を取得し、周りにもきちんと言えるようになり、ヘルプマークも隠しながら付けていたのを、胸の位置あたりで付けることも抵抗なくできるようになりました。

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そして、

いよいよ私にとっての次の壁は白杖を持つことでした。

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「 視覚障害がある者は白杖を使用する…」と道路交通法でも定められていて

自分の身を守るため、周りに知ってもらうため、ひいては双方の安全のために持たなければなりません。

 

承知はしていますが、正しい使い方を体得するまで、ただ「持つだけ」のシンボルケーンとしての使い方がメインでした。

県リハでの体験いろいろ

県リハ(県立リハビリセンター)での体験会は3月に予約をしていたのですが、コロナの影響で中止になり、9月に参加できました。

 

この日を境にいろいろな面で自分を受け入れると決めていたので、本当に待ち遠しかったです。

 

私が行った施設では4つのブースに分けて、それぞれマンツーで指導者がついてくださり体験させていただきました。

 

4つの体験は以下のとおりです。

 

【パソコン訓練室】

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Windowsのパソコンに、音声を聞きながら打ち込んでいく、視覚障害者用のソフトが入っていて、全盲でも文章を打ったり読んだりできることが体験できました。

 

私が家で使っているのはAppleのMacBookなので、MAC用のソフトについては調べる必要がありそうです^^

 

何よりまずはブラインドタッチをマスターしなければ…という私なりの課題が見えました^^;

体験会に強制事項は何もないので私自身が思ったことです(^.^)♪

 

【点字訓練室】

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今はまだ視野があり見えていますが、見えているうちに点の位置知っておくほうが、のちのち良いとのことで、ひらがなの一覧表を頂きました。

 

実際には見えているときは目に頼り点字に毎日触れていないと忘れてしまう…とのこと。

 

確かにそう思いました。

今の時点では覚えられる気がしなく、心構えだけ、しっかりと持ち帰りました。

 

【歩行感覚訓練室】

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実際に白杖を使って歩行の訓練をしました。

 

私が一番、体験したかったことです。

 

私にとって白杖をつくというのは、

人混みで他人の足に引っ掛けてしまうかもしれない、

実際に障害物や段差を察知きるのか?という、安心感と不安の両方なのです。

 

覚えたことは、

・地面すれすれに

・杖が浮いて孤を描いてしまわないよう

・水平に左右に振る

・1,2,1,2とゆっくり歩く

 

いくつかの基本的なことを教えていただき、指導者の誘導に従って練習したのですが、

・ついついテンポが早くなってしまう

・振り方が片側に偏る

・脇が開いて杖が右側に行きがち

など、

帰宅したら、まずは練習をしよう!と気合が入りました。

 

【家事動作訓練室】

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日常生活のなかで、コミュニケーション以外に必要なことを、ご指導いただけるブースでした。

 

音声付きの宅上のIHコンロ、音声で本を聞ける機器や、キッチンで料理をする訓練もあるとのことで、ひとりで日常生活をこなしていくために必要な動作を訓練できます。

 

全盲の場合、料理は危険を伴いますし、私のように視野狭窄でも現実にフライパンや片手鍋の取手が視野から出てしまい、認識できずに手をぶつけ、危うく中身をぶちまけそうになったことがあります。

 

調理中の熱いものでは大やけどを追ってしまいますので、視覚障害者にとってキッチン作業の訓練は重要です> <。

おわりに

今回の体験会では、「こうでなければ」という強制的なものは何もなく、こちらの気持ちや実際の障害の度合いに、指導員の方が寄り添ってくだり、とても細かな心遣いや配慮を感じました。

 

特に私が感じたことは、もっと社会に繋がりを持っていこう、という気持ちになれたこと。

 

実際の訓練工程は混んでいるらしく、申込者の緊急性などに配慮しながら、通常は半年待ち…とのことでした。

 

私自身は当面は申込みはせずに、歩行練習をしながら、しばらくは白杖での自立生活にチャレンジします。

 

もっともっと「一人でできることがある」

そう思わせていただけたことで、自分の未来が変わっていく気がしました。

スタッフの皆様に心から感謝いたします。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)♪

挿入の写真は、指導員の許可のもと私の様子を夫が撮ったものです。

今回は休日で体験者以外、他には人がいませんでしたが、平日の館内には他の利用者さんもいるため、全体の写真撮影や投稿はNGと張り紙がありました。

 


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