きれいの素

年齢を重ねても、視覚障害があっても、小さな幸せはすぐそこに🎶

ご近所付き合い、心の距離感。20年間住んだ場所で感じること。

こんにちは。もみじです♪

 

ご近所との心の距離感って大事ですよね。

五感で感じる、と言ったらオーバーですが、

声、音、通りすがりの表情、空気感…など、ご近所のことって気になるときってありませんか?

今日は、大切なご近所さんとのお付き合いの仕方を改めて考えてみました。

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ご近所付き合いがしたくなる世代

戸建てか、またはマンション等の集合住宅かよって、お付き合いの仕方は違いますが、若いときより、定年が近くなる世代、または年金生活の世代になると、ご近所付き合いの感覚が変わって来るようです。

 

「遠くの親戚より近くの他人」という言葉があるように、いざという時、お隣さんやお向かいさんのお世話になるかもしれません。

歳を重ねると前より強くそう思うようになります。

 

実はもう一段階追加して、こんな事を言っている人がいました。

「近くの他人より手許のお金」

リアルな話ですが、実際にそうですね。

 

ちょっと何かを買ってこようと思った時、誰にも頼めければ、タクシーを使うこともあるかもしれないし、送料をかけてでも通販するかもしれない。

 

日頃あまりお付き合いのない方に助けてもらったときにはお礼をしようと思うと、

なるほど「手許のお金」ですね。

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ほど良いおすそ分け

最近では家庭菜園をやってる方も増え、「たくさん作物ができたので食べてください」とおすそ分けをいただくこともよくあります。

 

「お返しは気にしないでね」とのお言葉をいただいた際には、お言葉に甘えて「いただきっぱなし」にさせていただいています。

今朝、我が家の玄関先に…

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なんてご丁寧な方(^.^)♪*♪

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じゃがいも♪いただきました♪嬉しい!

心温まるおすそ分け(^.^)

 

前日に、「明日、持っていきます」と、お電話はあったのですが、今朝、私が家事でバタついている時に、サンタクロースのように、そっと置いていってくださったのです。

 

この方とは、特に頻繁にお付き合いがあったわけではありません。

まさに、ご挨拶程度。

 

最近になって、庭の花の手入れをしている私に、「お花が綺麗ですね」と通りすがりにお声をかけてくださるご年配のご主人です。

 

お礼のお電話をおかけしたところ、

奥様から「気にしないでくださいね」のやさしい一言が。

 

今回初のおすそ分けは「いただきっぱなし」で良いと感じました。

こんな時はとりあえず「お返しをしない」ことがマナーのように思えたからです。

 お電話の様子から、

お返しの気を遣わせないおすそ分けの物と量…と判断しました。

手土産にこめる気持ち

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めったに会わなくても旅行のお土産をやりとりする方もいれば、頻繁に顔を合わせて挨拶をするけれども、お土産のやり取りはしない方もいます。

 

お付き合いの度合いによりますので、一概に言えることではありませんが、

手土産を持って行く側の状況や心境はこんな感じなのかと思われます。

・家族に高齢者がいる、または自身が高齢で一人暮らしだったり、夫婦だけの場合、何かあったらよろしくね、頼りにしている気持ち。

 

または逆に

・何かあったらいつでも声をかけてね、の思いやり。

など

いずれにしても良好なお付き合いをしたいという気持ちの表れ(*^^*)

 

ここで気になるのが、自分ばかりが一方的に持って行っている、または逆に一方的に頂いているという状況になってしまった場合は、相手の意図を察し、心の距離感に違いがあるように感じた場合は、こちらの行動を見直してみるのもいいかも知れません。

気になるお返し

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いただき物をした際に気になるのは「お返し」です。

例えば2パターンで考えてみます。

 

①その場ですぐに渡せるように、いつも何か常備しておき、即、お返しする。

お煎餅・クッキー・乾物など。

②自分が出かけた時に、お土産を買ってきて、改めて伺う。

間が開いてしまうが、仕方ない。 

 

どちらが良い悪いではないですので、

自分が「その方とどうお付き合いしたいか」によって、行動すれば良いのです。

ここは自分の気持に素直になっていいと思います。

 

ご近所とはいえ、お付き合いの度合いは人それぞれ。

付き合い方を隣近所の誰かに合わせるという時代でもないかと…。

 

私個人としては、

お友達感覚でお付き合いしてもいいと思う方には、とりあえずその場は受け取って、後日手土産を持って、改めて出直します。

 

後日、伺うのは、あまり気がすすまないような距離を保ちたい方には、事前に用意していた物をその場でお渡しし、「その場限り」で終わるようにしています。

 

前述したように、

「いただきっぱなし」のほうが相手の気持ちが良いように感じたら、その後も何もお返しはしません。

 

その見極めは、

年齢差や、こちらへの話し方で判断するのがいいでしょう。

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「してあげたいけど、してもらうのは遠慮したい」という姉御肌あふれる口調のお世話好きそうな方にはぜひ甘えましょう(^.^)

そのほうが良い関係が築けます。

 

その後もし、何度も何か頂いた場合は、ほんの少しのお返しをします。

あくまで、相手から頂いたものより少なめに。

頂いた物を上回るようなお返しは、相手の気分を害しかねません。

 

 菜園の野菜のおすそ分けのお返しが、豪華にラッピングしたゴディバのチョコだったら、、、

ある意味、嫌味?…ですよね〜^^;

ご近所付き合いにゴールはあるのか

ご近所付き合いというのは、その地に永住するか、転勤などで一時的なものかで変わると思いますが…、

 

転勤などにより1 2年でその土地を離れるという状況の時と、永住のため戸建てに住んだ場合とでは、ご近所付き合いに対する気持ちが全く違うと思います。

 

私自身、転勤族の妻だった時期には、ご近所付き合いを軽んじていたということではありませんが、心のどこかで、すぐに別れの時が来てしまうことを感じ、深入りして別れが寂しくなってしまうことを避ける気持ちもありましたし、ご近所さんも人によっては、「〇〇さんは、いずれ引っ越すものね」とお付き合いのしかたに「線引」しているのを感じることもありましたので、次の転勤がゴールと思うと、正直なところ希薄になりがちでした。

 

今現在は、永住ということでこの地にいるため、ゴールを感じる事はありません。

自分がもっと年老いて、ご近所さんの人の顔を認識できなくなってしまった時は、自然な形でのゴールかもしれませんが…(^^ゞ

 

だからこそ、それまでは、お互い良い距離感を保ちながら、不要な深入りはせずに、ずっと笑顔で挨拶し合える関係性でありたいと思っています。 

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ご近所付き合いに悩んでしまった時

良好でいたいと思っていても、時として気まずくなることもありますよね。

 

相手が物理的に嫌がらせなどの何かアクションを起こしてくることがなければ、気持ちの問題ですので、自分の日々の生活を充実させることを心がけ、ご近所のことが気にならないような毎日を過ごすと良いと思います。

 

趣味を見つけて没頭したり、リフレッシュしに外出したり

 

いずれにしても、引っ越しする以外、その相性の合わないご近所さんと離れる術がないわけですから、その環境の中で、自分の「物事の考え方」や「捉え方」を変えていく努力をしていきながら、笑顔でいられるにはどうしたらいいのかを見つけていけばいいと思います。

 

もちろん、常識の範囲を超える出来事が合った場合は、然るべき公的機関に相談を!

 おわりに

自分の経験からですが、ご近所付き合いに対してあれこれと考えている時というのは、意外に空いた時間があった時だったように思います。

 

実際に今現在、近隣でも挨拶をしない方もいて、気まずい瞬間を味わうときもあります。

 

ですが、そんなことに捕らわれず、自分自身の仕事や趣味に没頭していられる生活を送り始めた頃から、隣近所の様子が必要以上に気にならなくなりました。

 

家の付近でご近所さんに出会った時、

「暑いですね~」

「寒いですね~」と、

笑顔で挨拶するだけで暮らしやすい毎日を、自分自身で作っていけるのではないでしょうか。

 

その地に住んでから分かる「ご近所」。

穏便に暮らせることを願うばかりです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)♪

 

 


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