こんにちは。もみじです♪
台風19号が接近し、備えが間に合わなかったモバイルバッテリー^^;
先日の台風15号で実家が大きな被害に遭い、母を一時避難で引き取って、現在一緒に暮らしています^^
家族との連絡を取る必需費の携帯電話。
充電するために自治体が提供してくれる充電器設置場所に被災者が殺到する光景をテレビで何度も見ますが…
高齢者はできないことがたくさん
被災地では、たくさんの高齢の方々が、自力ではできないことに直面し、途方に暮れています。
・ブルーシートが自分でできない
・情報がない
・ガレキを片付けられない
・食べものを買いに行けない
・住む場所がない
報道を見るたび、胸がしめつけられます。
そして、準備が出来ていなくても気づいていないことがあるのでは?
と感じます。
「モバイルバッテリーってなに?」
某報道番組にて
「停電に備え、モバイルバッテリーの用意をしたほうがいいですね」とサラリと言っていました。
私の横でそのコメントを聞いて、
「ふーん」と言っていた86歳の母に、あとから聞いてみたところ…
「モバイルバッテリー」が何なのか、全く解っていませんでした^^;
それじゃあ、準備できないわ…^^;
さっそく通販で注文。
明日には間に合わないですが…^^
◎モバイルバッテリーとは…
コンセントがない屋外などの場所でもスマートフォンやタブレットなどの機器を充電でき、持ち運びができるバッテリーのこと。
ひとり暮らしのお年寄りは、必要なものを準備するということに対して、どのくらい把握しているのか、あらためて心配になりました(*_*)
「ご覧のQRコード…って?」
ニュースで台風情報を流してくれる際に、
「ご覧のQRコードにスマホをかざして…」と言っていますが、
お年寄りがスマホを使っているケースは少ないと思われ、持っていたとしても、QRコードにスマホをかざして情報を取ることなど、ほぼあり得ないと思うのです。
◎QRコードとは…
デンソーウェーブが開発した2次元バーコードの一種で、モザイク状の四角いドットで作られた、大容量の情報を小さなコードに表現したもの。
と、言葉で言われてもピンときませんよね。
我々スマホ常用世代からしたら当たり前にできることが、お年寄りにとっては、その概念自体がない、という事柄がいくつもあります。
その他、テロップに出る「携帯電話のバッテリー消費抑制のため、GPS機能オフ」も、高齢者のほとんどが操作はわからず、意味もあまりわかっていないと思われるます。
ご近所ネットワーク
それらを少しでも解決する糸口は、ご近所のネットワークです。
ひとり暮らしのお年寄りのなかには、ご近所付き合いを好んでする人と、そうでない人がいます。
または若い異世代の友人を持ったり、成人した子供や親族と関わって、便利な生活を取り入れている人と、そうでない人…。
いずれにしても、いざという時は、ご近所ネットワークは大きな支えになりますので、離れた地域に高齢の親や親族を持つ方は、ご近所と良好な関係性を保てるよう、日頃から促してあげるのが、防災準備の一つになるように思いました。
おわりに
先日の台風15号で親が被災者になり、一時的に遠方に引き取ってきて同居している生活のなかで、高齢者の本音に触れています。
スマホでリアルタイムに検索して情報収集をすることができる人との、情報量の差に耳を傾けてあげたいと思いました。
台風19号が接近しています。
皆様、くれぐれもお気をつけて…。
大きな被害、そしてケガをする人が出ないことを心から祈るばかりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(._.)。