こんにちは。もみじです♪
前述に引き続き、今日は私の個性である網膜色素変性症という視覚障害と共に過ごす中で、ヘルプマークの存在について知っていただけたらと思い、お伝えします。
ヘルプマークとは
「援助や配慮を必要としている方々が、そのことを周囲の方に知らせることができるマーク」
「外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです」と東京都福祉局のHPに明記されています。
www.fukushihoken.metro.tokyo.jp
ヘルプマークはどんな方が付けているか
・義足や人工関節を使用している方
・内部障害や難病の方
・妊娠初期の方
・精神疾患・知的障害をお持ちの方
・視覚障害がある方
・聴覚障害がある方
援助や配慮を必要としている方全てが対象となります。
私の場合
網膜色素変性症で、外見的には健常の方と区別がつかないため、駅のコンコースなどの人混みでは、ときおり容赦無く前から来る方が激突してきます。
(もちろん、避けてくださる方のいます)
相手は私が少し避けるはずと思い、相手も少し避ける・・・という想定
ところが私は視野が狭いために、斜め前から来た方を認識しておらず避けないものだから、カツンとぶつかる>_<
歩きスマホの人はギリギリで肩をかすめていったり・・・
そして「チッ!」と舌打ちされ・・・
少々凹みますが、
「人混みの波に乗った動きができない自分が悪いのだ」
そう思って、気持ちを切り替えています。
ヘルプマークをつけてから
前から見えるように付けてみたところ、以前より人がぶつかってくる回数が減りました。
「なぜこの人はスムーズな動きをしないのだろう」と注力され、と同時に赤いヘルプマークが目に入るのかもしれません。
お若い方にとっては、きっとほんの一瞬、0コンマ何秒のマークの視覚的キャッチと判断なのでしょうね。
ありがたいことです。
ヘルプマークの入手方法
原則として、ヘルプマークを受け取るにあたって、障害者手帳の提示等は必要ありません。
(一部自治体では郵送で送ってもらうこともできるようですので、各自治体のホームページ等でご確認ください)
私は地元の市役所の福祉課で身体障害者手帳を受け取った時、いくつかの質問事項に答え、受け取りました。
とても簡単な質問でした。
私のように外見的にはわからないが、視覚に障害があり、白杖を持たなくてもまだ出歩けるというような方は、ぜひ福祉課に問い合せてみてください。
周りの方にほんの少しでもご配慮いただけると、出かける勇気が湧いてきます。
おわりに
ヘルプマークをつけていることで、私のように「外出するのが少し安心」という気持ちになる方がいらっしゃると思います。
ただ、残念ことに、本来必要としている方ではなく、そうでない方が所持し、電車等の公共の場で、ヘルプマークがもとで、何らかのトラブルの原因になっていることも事実あります。
どんなときも、思いやりやマナーの心を持って生活していくことを、心から願うばかりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)♪