こんにちは。もみじです♪
先日、お若い方から仕事上の相談で「臨機応変(に対応すること)の身につけ方」を聞かれました。
結論から言いますと、
その場、その場で起きた事柄次第ですので、「こうすれば良い」と、一言では説明することは出来ません(^^)
臨機応変て何?
【臨機応変】を検索すると、
・場合に臨み、変化に応じて適当な処置をすること。
・その時その場に応じて、適切な手段をとること。
と、出てきます。
臨機応変に行動するのが苦手な方は、この文を読んだとき、
「『適当な』というのがどのくらいかが、わからない」などと言ったりします(^^ゞ
臨機応変に対応するのが苦手な方の特徴は、正解、不正解の答えを求めてしまうタイプの方に多いかもしれません。
実はそういう私自身がそうでした^^;
なので、質問してきた方の気持ちはとても解ります。
人は誰でも、アクシデントが起きた際に、判断を間違えたくないと本能的に思っていますので、自分の考えで起こした行動が成果につながらなかったらどうしよう!まずい!という気持ちが先に出ます。
どの場面にも
仕事なのか、パーティーなのか、または何か危ないアクシデントのときなのか…
場面によって、臨機応変な対応の内容は全く違います。
そして、どの場面でも、その道のプロフェッショナルでなければ、完璧はな対応は難しいでしょう。
仕事でもパーティーの場でも、先を読む力・スキルを必要としたり、内容によっては、相手の喜ぶことを考える。
などなど、具体的な「やること」を考えたら多様化しすぎています。
気構えるあまり、現場に行く前に「臨機応変に動くには何をやったらいいですか?」という質問がきても、答えが無限にあるわけです。
子育てに例えると…
子供が生まれる前から、
「子供が生まれて成人するまで臨機応変に子育てするには何をやったらいい?」という質問には、ベテランママでも答えにつまります^^;
ですが、世の中の親となった人たちは、様々なことに直面しながら対応し、次第に子育てに関する臨機応変な対応が身についていくわけです。
結果、臨機応変とは
様々な苦難を乗り越え、経験が豊富になると、その場にあった臨機応変な対応が思いつき、行動できる。
「意識」していたことが「無意識」にできるようにさえなっていく。
ということで、
今現在、何か始めたてのことについて、臨機応変に対応できないと思っている方がいるとしたら、落ち込む必要は全くなく、「経験を積んでいるとき」と思えばいいのです。
そんな悠長なことは言っていられない、「できるだけ早く身につけたい」と思う方は、お手本となる人を見つけて真似る。
それが近道です。
質は数の中にしか生まれません。
経験するスピードを上げれば早く身につきます。
そして、何より落ち込む必要がないのはなぜか?と言うと、
自分自身の日々の生活の中で、無意識のレベルで臨機応変に出来ていることが数え切れないほどあることに、自分が気づいていないだけで、慣れないことに対応できていないだけ…という場合がほとんどだからです。
知識だけでは自信半分
もう一つ、私自身が若い頃、対応能力を身につけるのに自信を付けたいと思い、実践したことがあります。
それは、
100の自信を付けたいと思ったとき、
「100のうち50は、自分で勉強したことの知識で埋まるが、
残りの50は、他人によって埋まる」ということです。
それが実践、実務経験ということです。
「自信をつける」ということに関しては、もっと深い部分もありますので、簡単に表現しきれませんが、上記のことが、その一つと言えるのは確かです。
きれいの素
このブログは「きれいの素」です。
臨機応変な行動ができる女性は「きれい」です。
ビューティーアドバイザーの仕事を長くやらせていただく中で、ここでお伝えしたい「きれい」というは「心」です。
周囲の様子を見て、自分が何をするべきかが分かり、行動できる女性の「きれい」は年齢や容姿を超えるものがあります。
「おもてなし」の心や周りへの気配りが「臨機応変な対応」となって行動に現れてくるのです。
例えば前述したパーティーの場面では、空いたお皿をテーブルの端に寄せたり、催し物が終盤に差しかかる頃に、さり気なく片付けを手伝ったり…
人が集まる「人」には、その「きれい」が備わっていると思われます。
まとめ
臨機応変な対応を身に付けたいと思ったら、
・そのことに臨むにあたり、基本的な知識が身についているか?
・豊富な経験を積んでいるか?
これらを再度見直し、まだの場合は、焦らず、基本を身につけ、経験を積みましょう。
端的に結果を求めず、自分自身が成長していくことを実感しながら、昨日の自分より1ミリでも変化し、成長していく自分を褒め、「対応力」を磨いていけたらいいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)♪