こんにちは。もみじです♪
毎年、この季節のなるとキンモクセイが香り、もう30年以上も前なのに、長男を出産したときの気持ちをやんわりと思い出します。
31年の歳月の想い
31年前の10月、初めての子育て。
長男は少し小さめに生まれ、身体が弱く、ただただ不安ばかりで…、
夫の帰りは遅く、実家も遠く、ご近所の方にサポートしてもらいながらの手探りの毎日…。
キンモクセイの香りは、その頃の切なさを思い出すのと同時に、今、彼が家族を持って幸せに暮らしている安堵感の、両方の思いがこみ上げてきて、思わず立ち止まり深呼吸してしまいます(^^♪
キンモクセイの花言葉
キンモクセイの開花時期は短く、咲いてから1週間ほどとなっています。
儚いですね〜
花言葉は「気高い人」「謙虚」「真実」
「気高い人」の由来は、雨が降ると、その芳香を惜しむことなく、潔く花を散らすことにちなむそうです。
そして、キンモクセイの香りは古くから上品で高貴な印象があったようです。
「謙虚」の由来は、強い香りを放つ花ですが、花びらは小さく控えめな印象であることからきているようです。
「プルースト効果」
香りを嗅ぐ事により、その時の記憶や感情が蘇る事を『プルースト効果』といいます。
「プルースト」とは、フランスの作家のマルセル・プルーストのことで、その半生をかけて執筆した大作『失われた時を求めて』の中で、語り手が口にしたマドレーヌの味をきっかけに、幼少期の家族の思い出が蘇る事から、香りによって記憶等が蘇る事を『プルースト効果』と呼ぶようになった様です。
どんな香りで何を思い出す?
人生には、いつもそばに「香り」があります。
たとえば、こんな感じに連想します。
「ココナツオイルの香り」→「ハワイ」→「新婚旅行」
とか、
「男性用のオードトワレ」→「昔の恋人」…とか(^.^)。。。
「煮物の香り」→「お母さん」
とか…?
他にはどんなものがあるでしょうか‥(*^^*)
思春期の頃など、感受性が強い時期の想い出は、より鮮明に蘇るような気がします。
ウキウキしたり、切なかったり、懐かしかったり、甘酸っぱかったり♪
人は香りで何かが蘇った時に、時と場合により、それをすぐに言葉にできない事もあったりして。
そっと心にしまいます…。
そのくらい香りは心と密接で、それは自分だけが知る秘密の想い出だったりします。
おわりに
香りで記憶が蘇ったとき、その気持ちは自分をどんな世界に導きますか?
深呼吸したくなるような、大好きな自然の香りは心を癒やします。
ちょっぴり淋しい秋の訪れ。
様々な香りを感じることで、ほんの少しだけ心にエッセンスを…。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^.^)♪